#13/25 [ 2022/12/13 ]
by Yui Isawa
材料
- 布
- 棉
技術
- Blender
- ミシン
作り方
0. 考える
何を作るか考えるために、ひとまず13を立体にして、ぼんやり眺めていたらおしりにしか見えなくなりました。今回はおしりにフィットする「13 」座布団を制作しようと思います。
1. 型紙を作る
特に「3」の型紙が難しそうなので、ひとまずBlenderのExport Paper Modelというアドオン機能を使って型紙を作ります。
まず、Blenderで適当な3を作ってメッシュを減らしたり形を整えたりします。
そのままペーパーモデルを書き出すととんでもなく材料取りが悪いため、シームを入れて好みの型紙に近づけていきます。
「3」の半分でこんな感じ。想定よりも大分メッシュを減らしたため、めちゃくちゃシンプルになりました。
2. 試作
作成した型紙を元に一度縫製してみます。
サイズを適当に拡大して進めていたので、めっちゃデカい 「3」ができました。おしり、全くフィットしません。
また、柄のある布ならこの型紙でも良い気がしますが、無地の布だと縫い目が目立ちます。
3. 型紙調整と本制作
サイズと縫い目を生かす方向に型紙を調整します。ついでに「1」と離れ離れはかわいそうなので、一体型にしました。
4. 綿を詰めて完成!
理想のムチムチ感が出るようにぎゅうぎゅう綿をつめていきます。
座り心地を確かめてみたところ、綿の入れ過ぎでちょっと固めになってしまったのが、今回の反省ポイント。ムッチリ感を求めてビーズクッションにも挑戦してみたいです!
作者紹介
伊澤 宥依
岐阜県にある情報科学芸術大学院大学(IAMAS)にて、デジタルファブリケーションを活用した制作や研究のサポートを行っています。透明な素材とヌメヌメした形が好き。サイズを間違ってデカいものを作りがちです。
(Last Updated: 2023.04.11)