#01/25 [ 2021/12/01 ]
by Takuma OAMI, Shino ONODERA (FabLab SENDAI - FLAT)
トップバッターということで、“1”を担当させて頂きました。
色々案出しはしたんですが、結果的に「数字に住んでみる?」というアイデアから数字の形をした建築模型を製作しました。
材料
- MDF 1mm厚、2.5mm厚、4mm厚
- 木工用ボンド (速乾タイプ)
- マスキングテープ (レーザーカット時のヤニ汚れ防止)
技術
- データ作成:Rhiniceros
- レーザーカット:trotec Speedy 100
作り方
1. どんな場所にしたいか妄想する。
3DCAD Rhinocerosを立ち上げながら、どんな建物にしたいか、そこで何をやりたいかを妄想します。
今回は住むトコロというよりは、集まって飲むトコロにしたかったので、1Fはサクッと飲めるバーカウンター、2Fはシッカリ飲む中華テーブル、3Fは酔いつぶれた人の休憩スペースという構成でおおむね合意が取れました。(酒好きがあつまると話が早いです)
あとは、各スペースの設定を満たすためのアイテムをモデリングしていけば、ただただ楽しいです。
2. パーツをレーザーカットする。
モデリングしたパーツを、レーザーカッターで切り出します。今回使ったのは1mm厚のMDF、小口が薄いので、組み立てた時にレーザーで焦げた面のやな感じが抑えられて好きです。
3. 組み上げる。
Rhinocerosの画面を見てパーツ位置を確認しながら、木工用ボンドで接着、組み上げていきます。L字に曲がった階段が、2箇所あり組むのが大変でしたが、マスキングテープの仮止め力とクリップの圧着力にサポートされて完成までこぎつけました。
4. 完成〜!!!
そして出来上がったものが、↑の模型になります。せっかくなので後ろの写真も載せておきます。
瓦屋根、裏口、換気扇や配電盤などなど小道具をいっぱい付けると”実在してる感”が強くなってきて、
地球のどっかに本当に建ってるんじゃないだろうか?という思いが頭をよぎります。
3Dデータや瓦のデータはGitHubにアップしてますので、興味のある方は是非挑戦してみてください!それでは、1日目でした~
作者紹介
FabLab SENDAI – FLAT
東北は仙台駅前のメイカースペース。思い付きや初期衝動を大切にする運営スタッフ2名(小野寺&大網)が勢いのあるプロトタイプを行なっている。
(Last Updated: 2023.04.11)