レーザーカッターとは
レーザーカッター(レーザー加工機)は、レーザーの熱で素材を加工するマシンです。木材、アクリル板、革、紙などをカットできるほか、それらの表面に彫刻加工を施すことができます。(切り抜き可能な厚さや、彫刻の深さは、使用するマシンや機種、素材により異なります。)
ただし、機械の特性上、以下のような素材は加工が禁止されています。
- 塩化ビニル系素材(PVC)
- クロムなめしされた本革、合成皮革
- ポリビニルブチラール(PVB)
- ポリテトラフルオロエチレン樹脂(PTFE/Teflon)
- 酸化ベリリウム
- エポキシ樹脂
- フェノール樹脂
- ハロゲン(フッ素、塩素、臭素、ヨウ素、およびアスタチン)を含む材料
- レーザー加工用ではないゴム
- 鏡、鏡面仕上げされた金属
- 臭素が入った「難燃性」の素材
レーザーカッターでの加工事例
FabLab SENDAI - FLAT レーザーカッター加工事例
https://www.flickr.com/photos/flat-sendai/albums/72157649768153717
加工に必要なデータ形式例
.ai、.dxf、.pdf、.svg、.jpgなど
データ作成に使用するソフトウェアの例
2Dデータ
- Adobe Illustrator(有料): http://www.adobe.com/jp/products/illustrator.html
- Inkscape(無料): https://inkscape.org/ja/
- Method Draw(無料): http://editor.method.ac/
3Dデータ
- Rhinoceros (有料): http://www.rhino3d.co.jp/
- Autodesk FUSION360(一部有料): http://www.autodesk.co.jp/products/fusion-360/overview
コーディング
- JS outputs SVG: http://fabacademy.org/archives/2014/students/oami.takuma/computer_controlled_cutting.html
- Processing: https://processing.org/