06.加工サンプル(モデリングワックスを使った原型制作〜鋳造加工)
モデリングワックスは、アクセサリーの原型づくりや、シリコーン造形の原型づくりなどに使用される材料です。
3Dモデリングソフトウェア「Rhinoceros」で上記のようなモデルを制作し、stlデータで書き出しします。
ラフカット(荒削り加工)時の設定はこちら
フィニッシュカット(仕上げ加工)時の設定はこちら
完成した原型がこちら。材料をプレートに直接両面テープで固定しています
また、今回はここにシリコーンを流してしようするため、切断加工は行っていません。
3Dデータの外壁を、材料本体の厚さより低く設計することで、このように底面を残した切削を行うことができます。
ここに耐熱性シリコーンを流し込み硬化させます。
モデリングワックス製の型(左)から取り外したシリコーン型(右)がこちら。
更に、シリコーン型へ溶かした錫(すず)を流し込みます。
このように、始めに作成した3Dモデルと同形状の錫の造形物ができあがりました。