03.プリント設定〜gcode書き出し
(※3Dプリンタ制御用ソフトCuraを使用します。)
Curaの画面左のベーシック設定をチェックします。
基本的には上記の設定が推奨ですが、モデル形状やフィラメントによっては変更する必要があります。
- 積層ピッチ:毎積層毎の高さ。0.1〜0.3mmの間で設定可能。薄いほうがなめらかに仕上がるがその分時間もかかります。
- 壁厚:造形物の壁面の厚さ
- 「引き戻し」を有効にする:印刷しない時にフィラメントを引き戻し、余計な素材が付着しないようにします。
- 底面\/上面の厚さ:造形物の底面、上面の厚さ
- 充填密度:造形物内部を内部の詰り具合。形だけ見るなら低密度で良いが、強度が必要なら密度を上げる必要があります。
- 印刷速度:プリント時間を短縮するなら速度を上げる必要がありますが、一般的に低速のほうがキレイに仕上がります。
- 印刷温度:PLAをプリントする場合は大体190〜200℃に設定。
- テーブル温度:PLAの場合は70℃に設定。0℃でも問題ありません。
- サポートタイプ:
- None:サポート無し
- Touching Builplate:モデルの外部(ベッドに接する部分)のみにサポートをつけます。
- Everywhere:必要な面全てにサポートを付けます。
- 土台タイプ:
- None:底面に何もつけず、モデルをそのまま造形します。
- Brim:底面には何もつかないが、周りに薄いつばを作成しモデルを造形します。
- Raft:モデル底面に厚みのある「土台」を作成してからモデルを造形します。
- 直径:使用するフィラメント径(変更の必要なし、L-DEVOなら1.75mm固定)
- フロー:マテリアルの射出量を調整(変更の必要なし。100のままでOK。)
プリント設定が完了したら、データをSDカードに保存しプリンタに移します。
まず、3DプリンタのSDカードを抜き出し、PCに差しこみます。
Curaのセーブアイコンが、フロッピーマークからSDマークに変わるのでこれをクリックします。
3Dプリンタ用データ”gcode”ファイルがSDカードに保存されたのを確認してから、
画面下に現れるメッセージ部分の「取り出し」アイコンをクリックし、
SDをPCから抜き取って再度3Dプリンタに差し込みます。